先日、東海地方のある都市にある物件に行ってきました。

オーナーはスルガ銀行から約5年前に購入したのですが、当初満室だった入居率も、現在では60%程度に落ち込み、損益的には毎月赤字になっています。この方は比較的年収の高いサラリーマンなので、給料から赤字分を補填できていますが、通常のサラリーマンであれば払えないレベルの赤字が続いております。たまたまこのブログを読んでいただき連絡をいただいたことで、ぜひ物件を見てきてほしいと言うことになりました。東海地方であれば日帰りが可能ですので、交通費と日当を含めて大体50,000円で請け負うことができます。現地に行ってみるとまず目についたのが物件が荒れているなと言うことでした。集合ポストはチラシで溢れ、廊下や階段は虫の死骸があり、廊下の壁にはクモの巣が貼られていました。もうこれだけで新規の入居者はかなり敬遠するでしょう。

またどのような募集をしてるかと言う調査をしましたが、驚いたことにレインズにも業者間流通サイトにも全く載っておりませんでした。

おそらく管理会社が両手仲介を狙って自社内に情報を留めていたのでしょう。これでは決まるはずがありません。

最終的にはかなり悪質な管理外車だと判断して、もう当社で管理を受けることになりました。幸いなことに大手格付け外車の店舗が何個かあったので、おそらく100付に決まる事はないでしょう。

もちろんちゃんと部屋の管理を行い、建物もきっちりと管理をし、その場にあった募集条件を設定するということが条件になりますが。私の長年の経験からすると、サラリーマンが地方の物件を管理すると言うのは不可能だと考えています。もちろん膨大な時間と手間と交通費をかけるのであれば可能かもしれませんが、そもそもそれをよしとするサラリーマン投資家はほとんどいないかと思います。

サラリーマン投資家と不動産会社の間にはかなりの情報格差があります。自分は不動産のセミプロだと思っている方ほど危なく、よくよく調べてみればいいようにやられてしまっているケースも多いです。

当社では地方物件の管理も受けておりますが、セカンドオピニオンを提供するサービスも行っております。

当社はこのように小回りが利く会社ですので、オーナーの意向に沿ったサービスが提供できますのでぜひご相談ください。

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