お陰様で先日、8期目の決算を終えることができました。
創業から10年後に生き残っている会社は数%と言いますので、ありがたいことです。
当社のスタンスは少数精鋭です。
ブームに乗っかって、会社を拡大し、失敗している事例をたくさん見てきましたので、規模を追うことなく、納得のいく仕事を、納得のいくメンバーでやっていければと考えています。
一昔前に太陽光発電ブームがありました
太陽光バブルと言われるように、発電所を建設して販売すれば、莫大な利益が出たので、どんどん規模を拡大していった会社はだいたいいなくなってしまいました。
このようなブームに乗ることも時には必要ですが、ブームが終わったらどのように撤退するのかを考えておかないと、ロシアに進行したナポレオンのようになってしまいます。
不動産業界でもS銀行が融資を出しまくっていた時の不動産会社は、確かに儲かっていたでしょうが、S銀行が融資を出さなくなったら、それらの会社はほとんど消えてしまいました。
それでも経営者は莫大な金が手元に残ったでしょうし、従業員もインセンティブを受けているでしょう。
困っているのは、物件を購入した投資家です。
購入した会社がなくなってしまい、手続きや修繕が滞ってしまうのです。
不動産は買ってからが重要になりますので、継続性がある会社と付き合うのが重要です。
まあ、ここが一番難しいところなのですが。。。
当社も良い決算だったので、今期も物件を買い増しできそうです。
当社の売上でメインは不動産賃料収入です
つまり、自社保有の不動産からの家賃収入が売上のメインなのです
当社の管理手数料があまりに安いので、安くて怪しいと言われることがあるのですが、先程お話したとおり賃料収入がメインなので、管理が赤字でもやっていけるのです
管理は当社で物件を購入したり、仲介をさせて頂いたお客さんに対するサービスと考えています
もちろんサービスと言っても管理の質には自信があります
管理担当者は全員、自分でも収益物件を持っていますので、大家の立場に立った管理が可能なのです
そこだけでも、他の会社との差別化はできていると自負しています