私が大学を卒業して会社に就職したのが2000年でした。バブルがはじけて約10年経ったあの頃は、就職氷河期と呼ばれ、決して景気も良くはありませんでした。

ボーナスも思っていたよりももらえずに、がっかりした記憶があります。私は新入社員でありながらも、これから先サラリーマンの給料だけで食べていくことのリスクを身に染みて感じていました。

しかし、世の中的にはさほど悲壮感はなかったような気がします。ガソリンも安かったですし、会社の先輩も飲みに行けば毎回毎回おごってくれました。

海外に行けば、円の強さを感じることができました。不景気では不景気だと言われていましたが、過去の遺産によってそれなりの生活を送ることができていました。そしてあれから20年が経ち、いよいよ日本の経済が厳しくなってきました。

働いても働いても給料は上がらず、物価が上がるばかりです。海外に行っても、ラーメンが一杯3,000円などと言う話も聞くようになりました。

日本全体が過去の成功体験に縛られ、方向転換ができずに、世界各国にキャッチアップされてしまっています。

この過去の強烈な成功体験があったために、おそらく今後の日本企業も、日本全体としても衰退が続いていくと考えられます。今の状態では今後良くなる要素が全くありません。

そうなるとサラリーマンをしている皆さんも、今後生活が楽になることは、考えにくいと思わざるをえません。

給料+ αの副収入を得ることが、何よりも大事かと思います。

ここで大事になるのは、失敗を恐れずにまずは踏み出すと言うことです。私は失敗と言う概念があまりありません。結果的に失敗に終わったとしても、必ず自分の中に何かが残るからです。この残った何かがあれば、それは失敗とは定義していません。

むしろ何もしなかったこと自体が失敗だと考えています。投資に関しては早ければ早いほど良いと考えておりますので、ぜひ何もしないことの損失についてを考えてください。

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