不動産投資を目的とした新規法人を設立した後に、最初の関門は銀行口座を開設することです。
まず、開設には以下の書類が必要になります。
- 会社の商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 会社の定款
- 会社印
- 会社の印鑑証明書
- 代表者の実印
- 代表者の印鑑証明書
- 代表者の身分証明書
- その他会社の運営実態がわかる資料
最低限、上記の書類は必要になります。
これを揃えることは難しくないのですが、結構落ちるケースが多いです。
購入する物件が決まっているなど、時間的に余裕がない方は次の点に注意しましょう。
- 資本金
- 固定電話の有無
- 登録住所がレンタルオフィス(バーチャルオフィス)ではないか
- 公式サイトの有無
- 顧客や取引先と交わされた契約書や領収書
- 事業の目的が曖昧ではないか
資本金については、資産管理法人であっても100万円以上が好ましいです
固定電話も割と重要な要素です。いくつか審査に落ちた場合は検討してもよいでしょう。
金額も安くなっています。
顧客や取引先と交わされた契約書や領収書は経営実態を証明するために重要です。
近年はマネーロンダリングや特殊詐欺に新規口座を用いられることがあり、銀行も自衛手段として審査を厳しくしています。
すでに購入物件が決まっているのであれば、売買契約書のひな型やコピーを持っていくのも有効です。
また、当社は新設法人の新規コンサルとして、コンサル契約を年間1万円で請け負っています。その契約書を銀行に提出することができます。
新設法人の口座開設でお困りの方がいましたら、ぜひご相談下さい。