1階の店舗がなかなか決まらずに、2年間が経ってしまった物件がありました。
地元では大手の昔からやっている不動産屋に管理を委託していたのですが、全然決まらずに諦めかけていたところを当社にお声掛け頂きました。
この物件は、駐車スペースがあるものの駅からは遠く、周りも寂れてしまった雰囲気でした。
このようなテナントは、もうお客さんを選べる状態ではありません。
業種、信用度、経営者、国籍等は全て応相談年、とりあえずは問い合わせが入るような間口を広げて募集をいたしました。
その結果、ベトナム人が経営する食料雑貨店が入りました。
ベトナム人は近年、日本に住む人数が増えており、有力な購買層となりつつあります。
故郷のベトナム食材が購入できるとあって、遠くからもお客さんが来てくれると言うことでした。
しかし、オーナーが管理を委託していたところは、外国人に対する偏見というか、避けたいと言う方針があり、外国人からの問い合わせは全て断っていたそうです。
つまり、本来お客さんとなるような層を断ってしまったと言う事ですから、こんなにもったいない事はありません。
当初は店の運営ルールがだらしなく、周囲とも摩擦が生じましたが、当社のベトナム人社員からルールをきちんと説明し理解させたところ、現在では問題なく営業をしております。
もちろんオーナーからも喜んでいただいてます。