本日、孤独死の現場で原状回復工事の現場立ち合いに行ってきました。
部屋の状態としては、幸いなことに特殊清掃が必要なレベルではありませんでした。
亡くなった方は比較的若い方なのですが、部屋に入ると、散らかっていて、ストロングチューハイの空き缶が50缶ほど転がっていました。
そして、風呂場はもので溢れていて、キッチンも食器の山です。
要するに、キッチンが汚いから食事はコンビニで済ませ、大量にストロングチューハイを飲み、風呂にも入らず、部屋が散らかった荒んだ生活を送っていたのでしょう。
この様子はうすうす分かっていたので、私の中では孤独死の予備軍としてマークしていました
その結果、早期に発見できたのですが、やはり健康に生活するためには、健康的に生きる努力が必要なのだと痛感しました
私は今年で46歳です
若いころは、ラーメンの大盛にライスをつけたり、牛丼を2杯食べたり、会社のランチで弁当を2つ食べたりやり放題でした
でもさすがにこれではヤバいと感じ、近頃では腹8分目で食事を終わらす修行をしています
1日1回はランニングをし、朝食はバナナとニンジンとヨーグルトのスムージーにしました
健康は努力して維持するものだと、痛感しました
さて、孤独死が発生したら終わりだと感じている大家さんもいるかもしれませんが
思ったよりもダメージは受けません
人は必ず死ぬものです
病院のベッドで死のうが、アパートで一人死のうが 本人はなーんにも分かりません
大家とか周りが騒いでいても人間は必ず死ぬし、死ぬ場所を選べない場合だってあるわけです
ですので、私が特に高齢者を入居させるときは、心の中で「ここで死んでいいですよ」と思っています
本気です
人はいつか死ぬんだし、住むところを提供するということは、死ぬ場所を提供するということでもあるのです
できれば早期に発見してあげたいですが、そうもいかないこともあります
どんな場合でも私が何とかしますので、入居者さんも大家さんも安心してください