いつも不思議に思うのですが、不動産投資をする方は多額のローンを引く必要がありますので、世間一般ではエリートサラリーマンと呼ばれている方がほとんどです。
しかし、そのエリートサラリーマンが、年も若く、経験も知識もないような薄っぺらい営業マンから物件を購入してしまうのが不思議でなりません。
確かにオフィスは銀座や渋谷の一等地にあるかもしれませんが、オフィスと営業マンの資質は比例するのでしょうか。おそらく大部分の方が比例しないと答えるでしょう。
これこそが不動産会社の狙いであり、戦略であり、皆さんの多くはその戦略にはまっているのは自覚がないものと思います。
不動産屋と言っても仕事は大きく次のように分類されます
1.賃貸管理(大東建託など)
2.賃貸客付(エイブルなど)
3.居住用不動産売買(三井リハウスなど)
4.収益不動産売買(渋谷や銀座などに多数あり)
5.事件屋(普通では流通しない、できないような物件を取り扱い収益化する)
一口に不動産屋といっても仕事は上記の様に分かれます。
そして、1つないし2つの仕事しか経験していません。
何が言いたいのか、つまり収益不動産屋しか経験していない人は、この物件に入居者がつくのかは本当の意味で自信を持てないはずです。つまり賃貸管理の経験があり、この場所であれば入居者がつくという経験が本当は必要なのです。
同じように居住用不動産の売買を経験していない収益不動産屋は、本当の意味の土地の価値を知りません。路線価や公示地価だけではなく実勢価格を知るにはハウスメーカーやデベとの折衝経験や、自分で土地から建物を建てる経験が必要なのです。
ですから、もしも現在営業マンからの勧めで収益物件を購入しようとしているならば、上記の経験のうちいくつあるかをヒアリングしてください。
最低でも3つは無いと、残念ながら知識・経験が乏しい営業マンだと言わざるを得ません。
自慢になってしまいますが、当社の営業マンは上記の4つないし5つを経験しています。
そして、私は上記+大家という経験もあるので、まあそこらの不動産営業は相手にならないという自信はここからきているのです。
とは言ってもまだまだ経験を積み、さらなるスキルアップを目指しています。
今後は事件もの(市場では売買されない物件)や権利調整にも取り組みます。(事件ものに取り組む過程で先日より本人訴訟に取り組んで、弁護士相手にやり取りしています)
そして、さらに良い物件を皆さんにご紹介できればと考えています。