特に1棟目を購入した方は、目先の利回りばかりを見ていて、修繕費を考えていない方が多いように思います。
例えば空室が発生した時に、リフォームしてから貸し出すわけですが、この費用は空室になって部屋を細部まで確認してからでないと金額を出せません。
クリーニングだけであれば、1室25,000円程度で済む場合もあるし、フローリングがボロボロ、浴室から水漏れ、キッチンも交換であれば200万円コースになってしまいます。
また、不動産会社の裏事情になりますが、リフォーム代をふっかけて、ここで利益をあげようとします。
サラリーマン大家は工事内容や単価に疎く、完全なカモですので、かなりボッタクった見積もりを出されることが多いですね。
業者の手口も巧妙になっていて、単価は安いものの、数量を意図的に多くして合計金額を釣り上げるなんてことは、どこの業者もやっていたりします。
本当に大家のことを考えた管理会社は、最低のリフォームで、次の入居者を探してくれます。
ただそのような工事をそもそも管理会社がやれるスキルがあるのかも疑問です。
例えば○イブルや○ニミニなんかには若くて勢いのいい社員がいますが、この人達は「賃貸経営」「キャッシュフロー」「資金調達」「投資効率」「節税」などなど、経営に必要な知識や経験がありません。ぶっちゃけ勢いと看板だけです。
この部屋は確かにキッチンは古いけど、磨いて部分的にシートを貼ればまだ使えるな。とか、フローリングを張り替えるとかなりの出費になるから、クッションフロアにして安く見栄え良く仕上げよう。
なんて提案は、やはり自分でアパート経営をしていないとできないと私は思います。
手前味噌ですが、不動産投資を自分でやっている管理会社に任せるのが長期的には良いのかなと思います。