昨日は目黒区某所で退去の立ち合いをしてきました
特に問題もなく、クロスが破れた部分だけ補修で入居者に請求しました
今回は敷金を取っていたので、こんな時に敷金を取っておくと、やはりことがスムーズに進みますね
敷金を0にしている部屋だと、入居者負担分の修繕費用が回収できないこともあります
裁判をやっても相手に資力のない「無敵の人」だった場合には、何も取れずに裁判費用だけ無駄になります。裁判に勝つことと回収できることとは別な話なのです。
また原状回復費用にいくらかかるかは管理会社の腕の見せ所です
極力費用をかけずに、家賃を下げずに部屋を仕上げるか
これが大家経験者と一般的な不動産会社社員との違いです
うちのお客さんでは、ファミリータイプ1部屋が退去するたびに300万円前後の請求がきて、それを払っていく度にどんどん負債が積みあがってしまいました
もちろん300万円かければ、素晴らしい部屋に仕上がりますが、そんなこと誰でもできます
いかに少ない費用で、場合によっては家賃を下げてでも、部屋を決めて、結果的にキャッシュフローを最大化することが大事なのです