サラリーマン時代に専業大家としてやっていくためには、給与の3倍以上の利益が不動産から得ることができる状態になればというラインを持っていました。
2018年にそれを達成したため、会社を退職し専業大家となりました。
退職際して周囲からは大反対を受けました。
私が在籍していた会社は超ホワイト企業で給与も良いし、安定しているし、従業員も良い人ばかりでした。逆に悪い人がほとんどいませんで、そこは不動産業かとは全く違うと実感しています(笑)。
そんな訳でかなりの反対も受けましたが、一度だけの人生、好きなことをしようと退職しました。
退職してからは専業大家として、今までできなかったことを1年位やってきました。
自分の物件と向き合って、大規模修繕をしたり、部屋のコンセプトを決めてリフォームを行ったり、大家としての関与を増やして経験を積んでいきました。
そんな中で、様々な方から相談を受けることが多くなってきました。
その大半は不動産投資に失敗してしまったサラリーマンでした。
空室が多くて、ローンの返済に困っている
購入した物件が手抜き工事の物件だった
本当にたくさんの方が困っているのを目の当たりにしました。
そして相談は頂くのですが、所詮は私も専業大家です。
大したことはできません。自分に限界を感じました。
そうして出した答えが宅建業者になろう!でした。
宅建業者になれば、プロとして悪徳業者とも渡り合うことができますし、運営に困っている物件の管理を引き受けることができます。
もともと宅建資格は保有していたので、申請を行い、晴れて2019年11月に「合同会社石澤商会」は宅建免許を取得したのです。