本日は不動産投資の事実をお伝えしたいと思います。
私はサラリーマン投資家をした後に宅建業を開業しました。
行ってみれば裏も表も経験しましたので、その経験をもとに皆さんと情報共有をしたいと思います。
■本当に良い物件を投資家が買うことはできない
いきなり、身も蓋もないことを言ってしまいますが、これが真実です。
本当に良い物件はレインズや楽待に掲載される前に業者が購入してしまいます。
このことから言えることは、そのエリアの相場から10%以上乖離した指値を通すことはできないということです。
ここでポイントなのは、相場からという点です。
もともと相場からかけ離れた金額設定なら20%でも30%でも指値は通るかもしれませんが、それが得をしていないということは言うまでもありません。
■ではどんな物件を買えばよいか
結論を申し上げると、そのエリアの相場からかけ離れていない水準で購入できればよしとすることが大事です。
飛び切りの物件を安く買うことは、業者以外は不可能です。
だって、みすみすお得な物件を他の誰かに紹介しませんよね。
冷静になればわかることですが、海千山千の不動産営業マンから言われると、頭に血が上って冷静な判断ができなくなります
■買ってはいけない不動産会社
また、こんな不動産会社からは購入してはいけないというのも割と明確です。
・宅建士を持っていない
よくあるパターンです、最低でも宅建士を持っていないと、その物件のことは全く理解できていないに等しく、そんな営業マンが営業する方もする方ですが、買う方も買う方だと思います。
・若くて経験が浅い
この世界に入ってつくづく痛感したのが、経験のない営業マンから買うことの恐ろしさです。
前面道路が私道で、この私道は位置指定されているか?持ち分はあるか?などど質問して、即座に答えることができない営業マンがいましたが、ガキの使いですね(笑)
また、立派な受付、キラキラなビルがある会社も、よく考えてみればその儲けは投資家から吸い上げているわけで、このあたりもよく考えてみれば分かることかと思います。まあ、当社は真逆ですが(笑)
■投資家に求められること
不動産投資を行う以上は、宅建は必須です。
もしも保有していない方は、すぐにでも取得しましょう。
不動産投資は年々物件価格があがり、投資家のレベルも上がっています。
このような世界で、カモにされないためにも、宅建士資格は不動産投資を行うための最低条件だと考えて下さい。
最後に、不動産投資でカモにならないために、こんな言葉があります。
「取引の場で、だれがカモか分からなければ、カモはあなただ」
私は高校時代に麻雀にはまっていたのですが、その時の座右の銘です。良かったら今後の参考にしてください。