物事には向き不向きがあります。経験上、不動産投資に向いている人はどんな人かを考えてみました。

不動産が好きということは必須になりますが、それでは読む意味がありません。

私が着目したのは、気が短いという性格です。

このような気が短い人は、一般企業では煙たがれますが、不動産投資家としてはある場面で非常にプラスになります。

気が短い人は決断が早いです。決断が早いということは、物件を購入する際や修繕の決断などに必要になり、業者からすると、このように決断が早い人は非常に助かります。その結果として、良い物件が購入できたり、入居者を逃さずに早期満室になるという結果が出やすくなります。

また、着目すべきは怒りという感情です。

怒りっぽい人はやはり煙たがれますよね笑 でも、人間には怒りという感情が必要なのです。

怒らない人が集まれば、みんなニコニコして平和かもしれませんが、おそらく革新的なことは怒らないでしょう。現状維持で平和に暮らそうよなんて流れになるのではないでしょうか。

なぜ、人間に怒りという感情が必要になると思いますか?

それは、不可能を可能にするためです。高い壁を超えるためです。そのために人間には怒りという感情があるのです。

例えば、なかなか決まらない部屋があったとします。

その決まらない部屋が、管理会社の怠惰でした。レインズに載せてもいない状況で放置されていました。

このひどい状況を、次はしっかり頼みますねと丸く収めてしまう投資家と

ふざけるな!どうしてくれるんだ!と憤る投資家では、後者のほうが成功する確率が高いです。

怒る投資家はその勢いで、管理手数料を下げる交渉をしたり、あるいは怒りに身を任せて、こんな管理会社は信用できん!と近隣の不動産屋に販売図面をまいて、自分で営業することでしょう。

そうなれば、当然後者の方が、早期に空室が埋まる可能性が高いのです。

また、お役所仕事でたらい回しにあっても、怒りがあれば、その垣根を突破して早期に解決に導くことができるでしょう。

でも、怒りという感情は破壊的な要素も持っています。使い方を謝ると、周囲との関係を破壊してしまい、取り返しがつかないことになりかねませんので、どうか、怒りという感情を上手に使って下さい。というお話でした。

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