某大手管理会社からアパートの管理を引き継ぐことになりました。
その理由は空室が半年ほど続いているからです。
場所も良いし、家賃も安いのでおかしいと思い、引継ぎの前ですが鍵を預かって物件を見に行きました。
現地に行くとなぜ入居が決まらないかすぐに分かりました。
それは物件が荒れているからです。
まず共用部分の掃除ができていませんでした。また、共用部分には入居者の私物が溢れていました。
引越先を探している方は、新しい住居での生活に希望を持っています。
そんな中で、汚れていて、入居者の私物が廊下に放置されているような物件は選びません。
このように決まらない物件は必ず何らかの理由があるのです。
私はサラリーマン投資家としてアパートを購入していまして、10年ほどサラリーマンをやりながら150部屋を運営してきました。
物件管理は満室にすることはもちろんのこと、出口までを考えて、数年後に少しでも高く売れるようにすることが大事なんです。
いわば出口を考えながら管理をする。
これができない管理会社の多いこと!
その理由は簡単で、必然的です。
それは管理会社の担当が投資家ではなくサラリーマンだからです。サラリーマン大家をしている管理会社の社員なんていません。
彼らは目の前のノルマや数字に追われているのです。いわば効率化を追求していますので、数棟の大家さんの物件など大事にはしてくれません。
大手の看板があっても、中にいる社員や内情はひどいものです(笑)
まあ、そのおかげで当社のような会社にも勝ち目があるのでありがたい話ですが、当社の管理は大手の眠たそうな社員には絶対に負けません。