郊外の築古物件をメインで管理していますと、なかなか入居者を選べない状況です。
外国人や高齢者については、一般的に住居の確保が難しいと言われていますが、当社ではそのような方に住宅を提供することが社会的責任だと考えております。
一番こわいのは、やはり滞納です。
滞納は家賃保証会社に加入することで、ヘッジできます。
後は夜逃げです。
こちらも当社提携の家賃保証会社に加入できれば、滞納と原状回復費用で家賃の24カ月分までカバーされます。
ですので、ほぼ安心できるのですが、問題は家賃保証会社の審査に通らない方が多いということです。
そうなると、当社独自の保証に加入してもらうことになるのですが、かなりの高リスクなので、当社としても家賃の3カ月分までしか保証ができません。
まあ3カ月あれば、その間に退去して頂くことになりますので、家賃の心配はないのですが、夜逃げはどうしてもカバーしきれないので、後はオーナーが加入する火災保険の特約でカバーすることになります。
また、外国人で注意するべき点は、勝手に入居者が増えているケースがあることです。
たぶん、友人が家賃滞納で部屋を追い出されて、転がり込んでくるケースなのでしょう。
単身向け物件なので、話し声や生活音が出てしまいます。
他の部屋のクレームで発覚することが多いのですが、巡回時に気を付けてはいるものの、昼間は在宅していないことが多く、巡回で発見するのは困難だったりします。
入居時に、友達を泊めてはいけないと注意はしているのですが、習慣の違いかもしれませんが、なかなか改善されない問題です。