日本全国どこにでもあるような築40年の団地について、前から何かに活用できないかなと考えておりました。
そのような団地には、エレベーターが設置されておらず、居住者の中心年代である60歳以降の方には生活がしにくい物件となっております。
また築年数が古いため、住宅として購入するには躊躇してしまう方が多いのもまた事実です。
このような事情から、団地は安値で放置されていることが多く、前から非常にもったいないなと考えていました。
そこで行政に働きかけ、シングルマザーや一時的な失業者に向けて貸し出すことを実行しました。
貸すときに一番のネックは、保証会社がつけられないことです。今まで生活に苦労していましたので、家賃の滞納やクレジットの事故がある方がほとんどです。
そのため、自社で保証部門を立ち上げて、当社の保証をつけることによってこのような方の入居が可能になりました。
住宅確保困難者に関しては住むところを得ることができ、今まで売れなかった所有者も物件を処分することができます。また当社としても相応の利益が得ることができますので、まさにこれが三方よしの取引だと考えてます。