私も日々の情報収集のために、投資家や不動産会社のブログをよく読んでいます。中には、長年業界に携わってきた不動産会社が「最近は客の動きが悪く、月間で赤字になりそう」と嘆いている記事も見かけます。「市況が悪いから仕方ない」とのことでしたが、私はその意見にどうしても納得ができませんでした。というのも、当社の物件は今でもしっかり動いているからです。
エリアを問わず、8月に入ってからも空室は次々と埋まっています。この差はどこから生まれているのだろう。そんな疑問をもとに、自社の取り組みを改めて振り返ってみました。
仮説ではありますが、当社が日頃から新しい挑戦を積極的に行い、DXを前提にした会社設計を進めてきたことが、少しずつ市場に評価されてきているのではないか――そんな手応えを感じています。
例えば「物件確認」という業務。従来は客付け業者の担当者が電話をひたすらかけ続けるのが当たり前でしたが、当社ではこれをスマホやネット経由で対応できるよう整備しています。しかも、確認は24時間365日可能です。この柔軟性こそが、私たちの強みのひとつです。
さらに、当社は国籍、高齢者、生活保護の有無を問わず受け入れています。何か問題が起きた場合も、会社として責任を持って対応する覚悟を持って臨んでいます。このような姿勢が、客付け会社からも信頼を集めている要因かもしれません。
賃貸市場は今や、外国籍の方、高齢者、生活保護を受けている方――私たちの社内では「GKS」と呼んでいます――を除外して成り立たせることはできません。それにも関わらず、「GKSは入れていません」と胸を張る会社もありますが、それは本当に誇れる対応なのでしょうか。面倒だからと向き合わないのではなく、当社は困難にも真摯に立ち向かい、その中でノウハウを獲得してきました。
これから先も、変化の波は間違いなく訪れるでしょう。ですが、私たちはその波を避けるのではなく、正面から受け止めていく覚悟です。そして、そうした積み重ねを通じて会社としての力を育み、オーナーの皆さまの利益に貢献できる企業であり続けたい――それが、私たちの目指す姿です。
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