アマゾンのオーディブルで「日本人3.0」という作品を聞いています。
今までは1億総中流だったのが、今後は勝ち組と負け組が、今以上にはっきり分かれるという内容です。
今でも貧富の差が広がっていると実感しますが、今後はもっと明確に分かれるとのこと。
私もこのことは、とても実感があります。
賃貸管理会社をやっていますので、下は19000円の家賃から、上は50万円の物件まで管理しています。
当然入居者とも交流がありますので、どのような人がどのような暮らしをしているか、考えを持っているか把握しています。
この本によれば、上か下か、どっちに行くかは、心構え一つだそうです。
上に行く人の特徴は、
・行動力がある
・やりながら修正する
・失敗を恐れない
・常に自分で考える
・外に目を向ける
・勉強を続ける
だそうです。
会社員をしていると、自分で考える人間は組織から疎まれて排除されるか、閑職に追い込まれることがあります。
上記のことをするには、サラリーマンには難しい気もしますが、私はこう考えます。
サラリーマンとしての顔と、副業の事業主としての顔を2つ持つべきだと。
1つは従順なサラリーマンとしての顔です。
ここでは冒険する必要はありません。
今まで通り、一生懸命に仕事をしていれば良いのです。
しかし、1つだけ変える必要があります。
それは、今までのようにダラダラ残業せずに、付き合いの飲み会も極力参加を控えて時間を作るのです。
では、その残った時間を何に使うか。
その時間を使って、事業をするのです。
事業は何でも構いません。
不動産投資に興味があれば、不動産投資を
株などに投資をしているのであれば、ブログやSNSをとりあえずやってしまいます
何かをとりあえず始めることが、何よりも大事です。
収益は後からついてきます。
でも始めなければ、何も始まりません。
当然、うまくいかないこともあるでしょう
でも、それは失敗ではないのです。
失敗とは、もうダメだと諦めた段階で失敗になります。
うまくいかないのは当然ですので、つまずいたらうまく行く別な方法を考えれば良いのです。
不動産投資で例えるとする、よくあるのが新築ワンルームマンションを購入してしまうとします。
当然ながら、新築ワンルームマンションで儲かるのは、販売している側だけです。
軽妙なセールストークに乗せられて購入してしまったあなたは、しばらくすると「何かおかしい」ということに気がつきます。
ここで「不動産なんて儲からないし、もう嫌だ」と損切りして撤退することができます。
これが失敗です。
しかし、この失敗を糧にして、次はきちんとCFが出るような1棟アパートにシフトしよう
これであれば失敗ではありません。
失敗ではなく、「うまくいかない方法が分かったので、次は別な方法を試そう」
そうすると、多少損切りで出費があったかもしれませんが、それが出費ではなく、授業料に変わるのです。
私も最初は区分投資から始めて、現在ではかなりの不動産を所有する状態になりました。
それもうまくいかない状況を直視して、軌道修正ができたからだと考えています。
つまり不動産投資で成功するためには、「日本人3.0」になることが必要だということになるのです。