空き家問題がテレビで取り上げられることも多くなっていますが、関東で築古アパートを購入するとどうなってしまうのでしょうか?
私が不動産投資を始めたのは、2011年です。
この時にサラリーマンをしながら、築古アパートを購入しました。
感覚的には、この時の方が築古アパートを埋めるのが厳しかった印象です。
なぜでしょうか?
その要因の1つが世帯数です。
日本の人口は緩やかに減っているのですが、世帯数は伸びているのです。
おおよそ、2040年までは世帯数は増え続けるというデータもあります。
これは高齢者の単身が増えるということが一番大きな要因なのですが、日本の未婚率上昇も要因の1つです。
そうなると、家賃の安い築古アパートは向こう15年位はなんとかなるというのが私の見立てです。
また外国人も、かなり増えています。
逆に言えば、向こう20年築古アパートで経営するためには高齢者や外国人が鍵になるわけです。
当社は外国人専用シェアハウスをやっているくらいですから、外国人は得意です。
高齢者や生活保護者も得意です。
地域に古くからある地場の不動産屋は高齢者も外国人もNGのところが多いので、やがては淘汰されるでしょう。また、そのような不動産屋に管理を依頼している地主も淘汰されてしまうでしょう。
そして新たな時代のメインプレイヤーは当社とそのオーナーというわけです。
これは結構確信があります。世代交代ってわけですね。
古い考えをそのまま引きずっていたら生き残れないってことです。
これは自分に対しても教訓として忘れずにいたいと考えています。