収益物件を購入すると、大体の方は火災保険に加入すると思いますが、きちんと活用できていますでしょうか。
火災保険は加入しても、活用しなくては意味がありません。
今回はどんな時に利用できるかをお話したいと思います。
まずは、火災です。
火災なんて起きないと思っていませんか?
私もそう思っていました。
しかし、昨年、自分の物件が隣家からの延焼によって一部焼けてしまいました。
この時ほど、保険に加入しておいて良かったと思ったことはありません。
次に、風水害です。
把握されていない方も多いと思いますが、火災保険の特約として加入されている方も多いです。
近年では自然災害が激甚化しており、毎日にようにどこかでゲリラ豪雨があったり、巨大台風がやってきます。
例えば風で瓦が飛んでしまったり、洪水で建物が浸水してしまった時に利用できます。
もう1つ大事な話があります。
施設賠償責任保険です。
これも火災保険の特約になりますが、建物によって損害を受けた場合に、被害者に支払われる保険です。
例えば建物の外壁が崩れて歩行者に当たってケガをさせた場合が該当します。
それ以外にも、給水管の老朽化によって漏水が発生し、住居が浸水した場合にも保険が適用されます。
この場合は、給水管の老朽化は保険の対象外ですが、入居の家財などの損害は保険給付されます。
施設賠償保険は安く加入する方法があります。
それは、火災保険の特約ではなくて、独立した施設賠償保険として加入する方法です。
どちらもほぼ同じ補償内容なのですが、後者の方が安く加入できます。
火災保険は、保険給付が増え、火災保険料も年々上がっています。
それに伴い特約も上がっているのです。
年間数万円の節約になりますので、加入時にはご検討下さい。