管理会社としては普段から入居者とコミュニケーションを取っておけば、何かトラブルが起きた場合でも円満に解決することが可能になります。
しかし、このコミュニケーションを取るというのが結構難しいのです。
玄関チャイムを押して、会話しませんかー!
なんてやっても居留守を使われるのがオチです。
基本的に入居者は管理会社や大家さんと話したくないのです。(若い女性はこの傾向が顕著)
そこで、やはり掃除です。
掃除をして現場で作業をしていれば、結構な確率で入居者とすれ違います。
そこで挨拶をして、顔を売っておくのです。
そうやって、会話はなくても普段から顔を合わせておけば、トラブルが起きた際にもお互いの顔が浮かぶので、深刻な状態になる前に解決を図ることができたりします。
ちなみに、高齢者の入居者は、若い方と逆です。
管理会社の人間と喋りたくて喋りたくて仕方がないのです。
先日もフローリングに穴が開いている・便器にひびが入ったと言われたので、現場に行ったところ、世間話を1時間ほどいきなりされました。
こちらがフンフン聞いていると、気分が良くなったのか、やっぱり修理しなくていい!と思わぬ結果になったのでした。
ということで、当社では高齢の入居者の話を聞く(話し相手になる)というのも、大事な業務だったりします。