アートとデザインの違いを簡単に説明すると、デザインは問題解決のために行う。アートは表現のために行う。と分けることができます。
不動産投資もデザインが必要です。
特に戸数が増えてくると、デザインの差はそのまま経営の差につながります。
例えば物件を購入する時も、あらかじめデザインをしておく必要があります。
つまり、日ごろから不動産業者と懇意にしておき、自分の欲しい物件概要を伝えておき、いざそのような物件が入ってきたら、すぐに自分のところに連絡が入るような仕組みを作る。まさにこれがデザインです。
金融機関との関係もデザインしておきましょう。日ごろから担当者とは要所要所で連絡を取り合い、時には担当者のノルマ達成に協力したりします。そのように担当者との関係性をデザインしておくことで、いざ必要になった場合、速やかに融資を受けることができるのです。
残念ながら多くの不動産投資家はアートの方向に走ってしまっています。独りよがりの、自分勝手な経営をしていないか、振り返ってみていただければと思います。
不動産投資は自分さえ満足すれば良いアートではありません。