先日、地元の投資家の方が相談に来られました。
相談内容としては、新築のマンションがなかなか埋まらないといった内容でした。立地もよく間取りも問題ないため、なぜ決まらないか私もわかりませんでした。そしてレインズを調べたところ、なんとその物件の同じ部屋が十数社登録されてました。皆さん混同しがちなのですが、レインズに掲載するのは、基本的に一社がルールです。
そうしないとトラブルになりがちなので、客付けをする会社が敬遠してしまうからです。
何故かと言うと例えば101号室をAとBがレインズで募集したとします。
全く違うお客さんが、午前中にAに申込みをし、Bに午後にまた違うお客さんが申込みをしたとします。
そうするとこの部屋は二重申し込みになってしまい、場合によっては、損害賠償を請求されてしまう可能性があります。
アットホームやSUUMO等の媒体に関しては、このようなトラブルは起きませんが、同じような部屋が何社も掲載されていると、不人気物件のようにお客様思ってしまいます。このような物件を私たちは晒し物件と呼んでいます。
様々な媒体に載せればそれだけ早く決まると思って違いがちですが、全く意図とは違う結果になってしまうこともありますのでご注意ください