アパマンやエイブルは、駅前にきれいな店舗があって、中にいる人達も爽やかな笑顔で迎えてくれます
とても入りやすい!
しかし、昔の不動産屋は入りにくかった
入り口はくもりガラスの引戸で、中にどんな人がいるか見えない
そして、中にはだいたい50〜70歳位のおやじが新聞読みながら、こちらを人睨み
なんか用?
これが昔の不動産屋でした
私が不動産投資をはじめた頃、こんな不動産屋に収益物件を買いたいと行ったことがありました
スポーツ新聞を読みながらタバコを咥えて出てきたの60歳位のおやじさん
店に誰もいないらしく、いやいやと応答してくれます
そして「収益物件を買いたいと言うと」
「ダメだ。そんなこと若いうちからするもんじゃない」と一蹴されました。
なんで、エイブルではなく、わざわざこんな怖い店に来たかというと
良い物件はこんな店にあるからです
入りやすい不動産屋は若い人がシステマティックに働いています。ファストフード店みたいなものです。どこに行っても画一的なサービスが受けられます
しかし、本当の究極の味を求めるならファストフード店には行かないはずです
どこかでひっそりやっている究極の店に行くはずです
・経験豊富な魑魅魍魎
・新進気鋭の不動産マンがいる会社
どっちがおいしい料理を出すかは一目瞭然です
しかし、安心で気軽なのはチェーン店です
でも安心で気軽な味を求める人は不動産投資には向かないです
手前味噌ですが、うちにはすごい営業マンがいます
彼は番頭として働いてもらっていますが、番頭ってのはある意味社長より偉くて、実際に経験もスキルも彼には叶いません
ただ職人肌で、どんなお客さんにも合うとは言えません
職人が客を選ぶ そんな雰囲気すら漂います
そんな姿を見ていて、ふと冒頭の昔ながらの不動産屋を思い出したわけです
ちなみに、私が断られた不動産屋は結局何度か通って口説き落とし、若いのに筋が通っていると気に入られ、23区内RCで利回り10%という相続案件を仲介してくれました。