2021年3月〜4月の賃貸住宅の動きとしては、
高い家賃から、安い家賃へ でした。
8万円以上の高額家賃の反応が鈍い一方で、6万円以下の価格帯は結構動きがありました。
木造・築30年以上・オートロックなしという若い女性には敬遠されるような物件でも、比較的決まるという事象が発生していました。
老若男女関係なく生活防衛の意識が強く働いた結果ではないかと思います。
ただ家賃が安ければよいかというと、そんなことはもちろんありません。
安くても的を得たリフォームや設備が必要になります。
例えば築30年の木造アパートであっても、カメラ付きインターフォン、エアコン新品、キッチンにメラニンシートを貼る。こういった一点豪華主義とも言えるようなメリハリのあるリフォームを行えば、内覧時の印象もよく、部屋が決まりやすくなります。
ただ、畳の部屋はかなり印象が悪く、和室がある物件はかなり決まりにくいです。
和室→洋室へのリフォームは安くはないですが、コスパは良いといえます。