収益物件を探すため、日々多くの書類に目を通されていると思いますが、赤道と青道という言葉を見たことはありますでしょうか?
昔の公図(明治時代?)は里道である道路を赤く塗り、水路を青く塗っていました。
その名残から赤道・青道という言葉が今でも使われています。
稀にあるのが、購入対象の敷地の一部が赤道・青道になっていることがあります。
例えば、赤道は昔道として使われていたのですが、いつしか使われなくなり、赤道近くに土地を所有していた人が「赤道にも建ててしまえ」と建物を建築してしまった場合です。
青道も同様です。
昔は用水路があったのですが、畑や田んぼが住宅に姿を変え、用水路自体も不要になり埋め立てられてしまう。いつしかその上に建物が建っているなんてケースがあります。
青地も赤地も自治体が所有しているので、場合によっては購入すること(払下げといいます)も可能です。
なぜか再建築不可の物件には赤道・青道が絡むことが多いので、このあたりの権利調整をすることによって、キャピタルゲインを得ることも可能になってきます。
何でも知識が大事ですね。