不動産投資はインカムゲインを得ることがメインだと考えてきました。
しかし、このところの不動産高騰により利回りではなかなか物件が買えなくなっています。
今から10年以上前、2010年の頃はデフレが恒常化し、年々物価が下がっている状況でした。
家賃も建築費用も不動産も下がっている状況です。
ということは、利回りは現時点が最高値で、これから家賃の低下とともに利回りも下がっていく。
そんな前提の値付けがされていました。
しかし現在は少し状況がことなります。
物価も家賃も将来的に上がる可能性がありますし、土地建物も値段が上がる可能性があります。
ということは、現時点の利回りは、今後上がる可能性があるという前提での値付がされています。
そうなると選定方法も変わってきます。
仮に利回りが6%の物件であっても、これから7%に上がる可能性もあります。
大事なのは家賃が上がるエリアと今後も変わらない、もしくは下がる可能性があるエリアもあるということです。
ここをしっかり見極めた上で、家賃が今後も上がると判断できれば、現在は低利回りでも購入しても良いということになります。