私はどちらかと言うと走りながら考えるタイプです。
とりあえず実行して、ときには力技を使ってでもゴールに近づこうと足掻きます。
先日、見知らぬ電話番号から着信がありました。
出ると、全く知らない外国人から、2週間後に入居するから、事務所兼住居を探してほしいと言う連絡がありました。
残念ながら今の日本では、このような外国人に部屋を貸せるような状況ではありません。
しかし当社では、なんとかしてしまいます。
その方法とは、賃貸ニーズを逆算して物件を仕入れてしまうのです。
簡単に言うと、この外国人が欲しいような部屋を当社が購入し、それを貸してしまうのです。
この方法であれば、他の大家さんや管理外車の規則に従う必要はなく、自分のリスク管理において全てが決定することができます。
もちろんリスクは高いですが、このような外国人に対応する事は将来への投資だと考えております。
これから日本は少子高齢化がますます進み、諸外国からの移民が爆発的に増えると考えております。その時に外国人を入居させるノウハウや実績と言うものが価値を生むと考えております。
ですからこのように住宅を用意して、たとえ夜逃げされたり、部屋を汚されても、長い目で見れば必ず当社の利益になると考えております。
もちろん夜逃げしようものならば、私が地の果てまで探し出します。部屋を汚した場合には、しっかりと請求します。
そんな背景で、急遽ボロボロの区分を仕入れました。そしてその物件にはお風呂がありません。何故かはぎとられているのです。
それが理由で、破格の値段で売られています。
でも外国人の良いところは、こんなのとりあえず済んでから直せばいいじゃん。ちゃんとユニットバス入れてあげるし、新品使えてラッキーだね。
こんな調子で受け入れてもらえるのです。
当社としては、入社が決まっているので、空室リスクがありません。そして、多めに初期費用をもらうことで、リフォーム代のほとんどがまかなえたりもします。
ということで、賃貸ニーズから逆算して物件を仕入れることもあるということを覚えておいていただければと思います。