「おれにいわせると、あんたは他の10万の男の子と全く同じような男の子だ。だからおれはあんたを必要としない。あんたも同じで、おれを必要としない。おれは10万もいる狐と似たようなもんだ。ところがおれがあんたと仲良しになると、おれたちはおたがいに相手が必要になる。あんたはおれにとってこの世にたった一人の男の子になるし、おれはあんたにとってこの世にたった一匹の狐になる」
サン・テグジュペリ 星の王子様より
小学生の時に読んだ本を読み直しています
「星の王子様」です。
小学生の時はなんだか不思議な本だという印象しかありませんでしたが、大人(おっさん)になってから読むと、なんて深い内容なんだと感心しました。
大人になると身についてしまう、考え・習慣・ものの見方などなど、王子様には不思議でなりません。
この本を読むと
自分が長年培ってきたものは本当に正しいのだろうか?
このままサラリーマンをやっていてよいのだろうか?
安定とは良いものなのか?
幸せってなんだろうか?
ということを改めて考えさせられます。
冒頭の科白も、私にはとても響きました
経営者として当社の行くべき道をいつも考えています
そのヒントを与えてくれたように思いました
日本には数万の不動産業者があり、その中で選んでもらうためにはどうしたらいいんだろうか?
簡単なことでした、仲良しになればいいんです
ちょっと前のブログで書いた、ゲマインシャフトを目指せばいいのです
考えの合うお客さんと仲良しになり、そのお客さんが集まって一種の共同体になる
お客さんは当社から物件を買って、管理を委託してもらい、また物件を購入する
そして、場合によっては当社で働いてもらったり、お客さんを紹介してもらう
こんな「王子様と狐」のような関係になりたいものです