入居者がいなくなってしまうことは、たまにあります。
一番多いのは夜逃げで、孤独死なんかもあったりします。
そして、稀に逮捕されてしまう場合があります。
管理会社をやっていると、〇×▽0110という番号から電話がかかってくると、ああ警察か、何かあったんだなと思うようになります。
逮捕される場合は、事後報告型と事前報告型があります
事前報告型は逮捕するので、管理会社にある鍵を貸してほしいと刑事がやってきます。
しかし、住宅の鍵を簡単に渡すわけにもいかないので、必ず事務所に来てもらい、警察手帳を確認してから借用書を書いてもらいます
この場合はオーナーにも報告できないので、ひたすら秘密を抱え込むことになります。
また、事後報告型はやっかいです
だいたいは滞納になって本人に電話してもつながらず、調査をして本人が逮捕されたという事実が判明します
警察も教えてくれないですし、インターネット検索で入居者の名前を検索して逮捕されたことが判明したこともあります
そして、一番厄介なのは家賃が支払われなくなることです
逮捕⇒拘留 この拘留が終わって帰ってこれればよいのですが
起訴されてしまうと、長期的に滞納が発生します
ただ、警察も意外と融通がきくので、起訴されて懲役になりそうな場合は荷物を処分してよいと言ってくれたりします。この辺りは初期段階で管理会社として協力して関係性を構築しておくことが大事になります。
そして、この滞納中は基本的には保証会社が家賃を保証してくれますが、対応はまちまちになりますので注意が必要です。